スナック京都の詩

2001年11月20日
紅の灯りの前に立つ
故郷を思う女
寒風に
煙草の煙と香の煙
男を誘う

その笑顔は嘘か誠か
夜に輝く女
紅いルージュの唇を
異国の男が
買う

白い柔肌に何を思うか
脅える男
人の温もりは優しいか
激しい鼓動の理由を
酒の仕業と言いきるか

万の男に汚された
ネオンの女
握り締めた金を
不情であると誰が言う
不純であると誰が言う

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