煩悩のボヤージュ

2001年10月7日
はい、おはようございます。
反骨ってやつを気取ってる、
そこの君は非国民。

「普通じゃないって事をを誇りに思ってないかい?
恥なんだよ、クソッタレ。
履き違えた自由を売り物に、
個性だなんて吐いてないかい?
自分に甘いんだよ、バカヤロー。」
って明治神宮で勅令を受けた。

朕は現人神だから普通ではない。
超人だって御爺さんから聞いた。

神社もあてにならないものだ。
朕を超人と見破れないとは。
朕は煩悩陛下だ。
なにをしてもかまわない。
庶民とは違う。

非国民達よ、朕は君達を見捨てない。
普通、一般、日常、これらにこそ、
誠の幸福があるのである。
どうぞ、常識ある人になってくれ。

朕はそうはしないけどね。
だって超人だもん。

民あっての朕でござる。

赤紙に託す朕の思い

2001年10月5日
はい、おはようございます。
先日、朕の家に赤紙が届いた。
なにごとだ。
朕は煩悩陛下だぞ。
頭にきたので郵政事業を民営化するこにした。

もう一通、他人の恋文も配達された。
どうやら、朕の近衛兵が書いた物らしい。

「人の嫌がる近衛兵に好んで入る馬鹿もいる。
破れ軍服の惨めさに嘆いてくれるなおふくろさん。
可愛いあの子は17で俺はしがない近衛兵。
共に焦がれた仲だけど近衛兵を捨てられぬ。
泣いて泣いて又泣いてやっと大佐になれたなら、
可愛いあの子は人の妻、優しいおふくろ石の下。
それでもオイラにゃ悔いは無い。
それでもオイラにゃ悔いは無い。」

朕は嬉しい。
痛みに堪えてよくやった、感動した。
近衛兵達は誇りをもっている。
喜んで朕のために命を捨ててくれる。

赤紙を増刷することにしよう。
国民全員に行き渡るように。

待っていたまえ同士諸君。
すぐにダイレクトレッドペーパーが届く。

救いの赤紙。
朕の慈悲。
朕はまっこと良い人間ぜよ。
はい、おはようございます。
先日、首都テーベにおいて、
朕の大演説会が、行われた。
観衆皆涙し、歓喜した。
その内容をここに記す。

「・・・それでは煩悩陛下の参上でございます。」

颯爽と朕、風のごとく入場。

「苦しゅうないぞ、よきにはからえ。
今日は皆に悲しい知らせがある。
実はな、狂牛病がな、我が帝国にも、
脅威をふるっていることが判明した。」

一同沈黙。

「事前にふせげた病じゃ。
角膜の検査を怠った故に、
末期の発見となった。
欧州にて病の知らせを受け、
肉骨粉の利用をなぜ法的規制にかけなかったのか。
官僚の怠慢も甚だしい。
責任は誰に有るのか。
農水省大臣にあるのである。」

大衆怒り、憤りの表情。
ざわめきやまず。

「朕はこの事態を重く見ておる。
これは、自由への攻撃である。
国民へ向けた攻撃である。
朕はこれを武力にて応戦する。
近衛兵を臨戦態勢に配置した。
一切交渉はない。
いざ聖戦を。」

大衆、大歓声。
煩悩コール、方々に。

「頭に黒いヘルメットを被り、
国会前に終結せよ。我が権利のために。
ここに開戦を宣言する。
繰り返す。
開戦を宣言する。」

黒ヘルメットにゲバ棒装備の民、
若き血潮、鍛えし腕。
燃えあがりては天を突き、
久遠の覇者を誓う。

以上、感動のうちに、
大演説会は閉幕した。


近衛兵募集中

2001年10月3日
はい、おはようございます。
朕は苦しゅうないぞ。
よきにはからえよ。
朕には夢があるのじゃ。
聞いてもらえるかの?
よきにはからえよ。
朕はな日本もな、戦争するしかないと思っているのだよ。
今の日本はな、
「抜本的教育改革が必要だ。」
等と言うのだよ。
「教育を変えなくては国は変わらない。」
等と言うのだよ。
無理だね。
だってそんな事言ってる人自体、
旧体制の教育を受けてるんだものね。
わかるかい?
よきにはからえよ。
朕は苦しゅうないぞ。
改革は外部圧力の賜物なり。
すなわち戦争なり。
だから朕の夢は帝政国家なり。
海軍、陸軍、朕の物。
血を流さずして維新無し。
2,26をもう一度。
「貴様ら、私を誰と知っての暴挙か?」
「教育総監渡辺錠太郎とこころえる。」
「貴様ら、叛乱軍か?」
「いいえ、煩悩陛下の兵である。」
わかるかい?
よきにはからえよ。
つまりな、
朕は近衛兵を募集しておる。
朕の下で命をかけたまえ。
今ここに決起せよ。
同士諸君の革命は、
朕と共にあらん。

皇位継承

2001年10月2日
はい、おはようございます。
先日、私、煩悩陛下に御会いいたしました。
どうやら、スモーキンクリーン運動をきにいられたらしく、大変誉めていただいたのでございます。
煩悩制を取り入れてはや20年でございます。
陛下もすでに90歳でございます。
そろそろかな。
後継者は誰かな?
と、テロリズム。
クーデター。
南北朝でございます。

右派南朝に現煩悩陛下。
左派北朝には誰が鎮座なさるのか。
私でございます。

玉音放送垂れ流し。
「打って打って撃ちまくれ。
敵の艦隊まっぷたつ。
テポドンなんか恐くない。
アフガン、イラク、パキスタン。
大陸まるごとバブルスター。
日本全国バブルスター。」

実は私、否、朕は、中東系でございます。
オリエント風でございます。
朕は国家なり。
朕のユートピア。

「オスマントルコでトルコ風呂。
全面解禁、無修正。
クルスク、大和、愛媛丸。
玉串料は朕の物。
ゾロアスター教国教化。」

煩悩陛下、万歳。
万歳、万歳、万歳。

今朝、南朝の煩悩に死刑執行。
朕、公式に第二代煩悩になりにけり。


煩悩陛下

2001年9月29日
はい、おはようございます。
先日、私、国際スモーキンクリーン学会(UNSC)
に出席すべく、3週間程、
オランダに行ってまいりました。
学会では議長のといたしまして、
日本スモーキンクリーン運動の第一人者でございます、真田広之氏が招かれました。
議長の、
「俺は捨てない。」
の一言で学会開幕でございます。
決定事項を公開。
1、携帯灰皿所持の義務化。
2、マッカーサー法の制定。
3、焼き肉店撤去。
4、煙突禁止。
5、大麻、煙草の差別禁止。
6、煙草リサイクル法制定。
7、真田広之制の撤廃、象徴化。
8、禁煙席の放棄。
*マッカーサー法・・・パイプにおける喫煙に関する法律。葉巻についてもここに書す。
*煙草リサイクル法・・・煙草のリサイクルを義務化するための法律。喫煙による熱の利用。
以上でございます。
学会終了後、オランダの街にくりだし、
オランダ名物のダッチワイフを購入。
しかし、関税でひっかかり没収。
私の右手はオランダ人。
オランダ婦人でございます。

烈火

2001年9月4日
はい、おはようございます。
先日、私の所属しております、
ヤニーズ事務所に行きましたところ、
ヤニーズジュニアの土谷くんが、
「学校が嫌いだ。」
などと言うのです。
いたたまれなくなった私、
「どうしたの?」
と尋ねますと、
「周りの人間が馬鹿なんだもん。」
と、爆弾発言。
「どうして馬鹿なの?」
と尋ねますと、
「酒飲むから。」
などと、子供チック。
「酒飲みの何処が悪いの?」
と尋ねると、
「だって俺酒嫌いだもん。
酒ってまずいじゃん。
あんなまずいもん飲むやつ馬鹿だ。」
などというんです。
そうなのかと、
そうだったのかと、
私は馬鹿だったのでございます。
やっと解ったのでございます。
私は酒飲みの馬鹿だったのでございます。
酒が飲めない人だけが、
馬鹿ではないのでございます。
「ありがとう、知らなかったよ。
僕は馬鹿だったんだ。」
と私、謝辞をすましますと、
「大人になんかなりたくないなあ。」
などと土谷君が言うんです。
土谷君今年で24才でございます。
立派な大人でございます。
「君はもう大人だよ。」
と言いますと、
「嫌だよ。」
などと言うんです。
「嫌じゃなくて大人なんだよ。」
と言いますと、
「だって俺はアイツ達とは違う。」
等と言うんです。
馬鹿じゃない人の言う事は、
意味不明だなと、
軽く鬱。
今日馬鹿と判明した私、
こりずに新宿の「順子」で飲むのでございます。
とぼとぼと。
そこに、
ヤニーズ事務所の社長、
ヤニー南側さん登場。
土谷君の解雇を宣言。
「どうしたんですか?」
と、尋ねますと、
「あいつね、馬鹿なんだもん。」
等と言うんです。
きっと土谷くんも酒を飲んだんだな、
と思いながら水割りを飲む二十歳の夜。

怒涛

2001年8月31日
はい、おはようございます。

私、自慢ではございませんが、
実は全国覗見協会の会長でございます。
全国5万の精鋭たちが、
全国の女風呂を覗いているのでございます。
つい先日も千代田湯に潜入してまいりました。
覗きも一段落つき、悶々としておりましたところ、
新宿にございますオカマバー「順子」にて、
チーママを勤めていらっしゃいます、
マリーさんが入ってきたのでございます。
おいおいと、
御前は男だろと、
ぶらさがってんだろと、
思っておりましたところ、
ぶらさがっておりませんでした。
しかしながら、
全身毛だらけでございます。
熊のようでございます。
野獣でございます。
どうみても男でございます。
「キャー変態ー。」
と三丁目のおばちゃん絶叫。
すぐに、番頭戦隊エロオヤジーが登場。
エロオヤジーレッドが、
「この、オカマ野郎、。」
と、叫んだのでございます。
それに気づいたマリーさんが振り返り、
エロオヤジーレッドと対決か、
と思っておりましたところ、
突然、そこに、
タイタニックのテーマが。
なんなんだと、
一体どうしたんだと、
思っておりましたところ、
エロオヤジーレッドが、
「結婚してください。」
とプロポーズ。
そこでマリーさん、
「ふつつかな男ですが、よろしくおねがいします。」
などと、形式主義。
しかも、感極まって泣いているのでございます。
私もついつい、
もらい泣きしてしまったのでございます。
3日後に千代田湯にいきますと、
閉店。
すでに二人は、
オランダへと旅立ったのでございます。
海の向こうで、
二人の愛は育まれるでしょう。
永遠に。



ピカレスク

2001年8月28日
はい、おはようございます。
先日、美容院に行ってまいりました。
おやおや混んでるなと、
はやってるんだなと、
思っておりましたところ、
偶然、大学時代の先輩が来店。
ちなみに女性。
ちなみに嫌い。
ちなみにブス。
ちなみに馬鹿。
と、「ちなみに」が頭中で溢れておりましたところ、
私の名前が呼ばれ、起立。
私担当のカリスマは、
なんと、全国ホモ連合会会長の望月さんと判明。
尻をおさえながら、着席したのでございます。
カットが始まるとすぐに、
「君、いい耳してるね。」
とジャブをくらい、
「君、かわいい顔してるね。」
とストレートがヒット。
さらに、
「君、いいお尻してるね。」
で、ノックダウンで御座います。
以後、最後まで寝たふりをしておりました。
カットも終盤になり、
ポマードでセットしておりますと、
隣の席に、例の先輩着席。
「どんなかんじで?」
と、カリスマが尋ねるとしきりに、
「普通で。」と返答。
「前髪は?」と尋ねると、
「普通で。」
困ったカリスマは、
「普通では解らないのですが。」
と言いますと、
「なんで?」と、
腐った言葉をはっし、
それを聞いていた私、
気分を悪くして、嘔吐。
清掃料を取られたのでございます。
ああ無情。
はい、おはようございます。
先日、投げ捨てるようにして電話をきってしまった、全国オタク野郎連合会会長の石井君に、
取り乱してしまった事への謝罪をしようと電話をいたしましたところ、
「ツーツーツー」と、
話し中でございます。
再び一時間後にかけましたところ、
「ツーツーツー」と、
またもや話し中でございます。
今度こそはと、更に一時間後にかけましたところ、
「ツーツーツー」と、
話し中でございます。
これはおかしいぞと、
様子が変だぞと、
事件の匂いがするぞと、
そう思いました私、
すぐ公衆電話に駆け込みまして、
石井君にかけてみました。
かかりました。
そういう事かと、
その手できたかと、
着信拒否かよと、
完全黙秘かよと、
憤りを感じていました。
私と知らず、電話にでた石井君。
私と知ると態度急変。
「なんだこの野朗、全国オタク野郎連合会四万の人間が黙ってねえぞ、今度電話してきたらしらねえぞ。」
と、腐った脅迫。
すかさず私、
「だまれ、引きこもり野郎。
一生母ちゃんの乳吸ってろ。」と。
すると、
「引きこもりって言ったな、
引きこもりって言ったな、エーンエーン・・・」
と泣きながら電話をきってしまったのでございます。
めでたし、めでたし。


飛龍伝

2001年8月25日
はい、おはようございます。
先日、横須賀線に乗っておりましたとことろ、
ごく普通な4人家族がおりました。
いやー家族っていいなー。
いやー平和だなー。
と、穏やかな心持ちでおりましたところ、
その家族の父親が、「今日は外食にしよう。」
と、意見をのべておりました。
そこで、10才くらいのお兄ちゃんが、
「回転寿司がいい。」
と、提案しておりました。
そこに負けじと5才くらいの弟が、
「ラーメンじゃなきゃ嫌だ。」
と、反撃。
さあどちらなのかな?
じゃんけんかな?
と、推測しておりましたところ、
30半ば、中肉中背の母親が、
「なら、ラーメンね。」
と、決定。
案の定お兄ちゃんが、
「なんで、なんで。」
と、そこにすかさず中肉中背の母親が、
「お兄ちゃんなんだから、我慢しなさい。」
と、そこでお兄ちゃんたまらず号泣。
そして、中肉中背の母親がとどめの、
「お兄ちゃんのくせにわがまま言うんじゃないの。
かず君はこんなにおりこうにしているのに。」と。
そして弟のかず君は誇らしげ。
それを見て私は、
ああなんて悲しいんだ。
ああなんて惨めなんだ。
と、つくづく兄弟の不平等をかんじました。
そんな怒りをもっているお兄ちゃん、
はたまたお姉ちゃんも多数いることでしょう。
いまこそ全国の末っ子どもに拳をあげましょう。
決起すべし長男長女。

開戦記念日

2001年8月24日
おはようございます。
さて、さっそく始めましょう。
先日、少女誘拐事件がございました。
犯人、一人はパソコンマニアの少女オタク野郎。
一人はなんにもできないマザコン野郎。
全くふざけた事件だ。
今朝、全国オタク野郎連合会会長の石井君に抗議の電話をしたところ、
「あんなものはマスコミ野郎のデッチアゲだ。
世界に通用する日本のアニメを、僕等が支配している事に嫉妬しているんだ。」
などと、腐りきった言葉を吐いておりました。
そしてさらに、ときめきなんとかと言うゲームの話を石井君が始めようとしたところで、電話を投げ捨てるようにしてきった次第で御座います。
今日も朝からさわやかだ。

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